■東山文化

東山周囲には青蓮院、知恩院、南禅寺、平安神宮があり、

京都の中でも特に格式があり壮大な寺社が揃う立地にあります。

また、近くには八坂神社もあり、周辺の花見小路通りや白川沿いの新橋界隈は、

祇園情緒の家並みが続きます。

美術館、博物館、動物園なども多く点在し、現代の文化にも触れることができます。

また、青蓮院は天台宗延暦寺派の門跡寺院で、三千院や妙法院と

ともに寺格の高く、天台座主はこの中から選ばれたという。

知恩院は浄土宗総本山で宗祖法然入滅の地。高さ24mの三門は国内最大で、

徳川二代将軍秀忠の建立によるもの。広大な敷地には100以上の堂宇がある大寺院。

各室は狩野一派の筆による襖絵に彩られ豪奢な雰囲気が味わえ、数ある京都の

寺院の中でも別格です。

南禅寺は臨済南禅寺派の大本山で、京都でも一、二を争う大寺院。

1386年に足利義満が京都鎌倉五山十刹の制度をつくった際に、

五山の最高位におかれ、以後も歴代朝廷や将軍の保護を受け続けました。

南禅寺のすぐ北には、秋の紅葉で有名な永観堂があります。

さらに足を伸ばすと高台寺、清水寺、建仁寺、京都御所、

金戒光明寺、銀閣寺があります。銀閣寺は室町幕府八代将軍

足利義政が風雅枯淡の理想郷を築くためにこの地を選びました。

ここで禅僧と能楽師達との交流や芸術が相まり、独自の文化が生まれ、

その後の日本文化に大きな影響を与えた「東山文化」の誕生となりました。

金戒光明寺は浄土宗始まりの地といわれ、比叡山での修行を終えた法然が

下山した後、ここ黒谷で最初に念仏を唱え草庵を結んだという。

ここの熊谷堂と呼ばれる蓮池院は、『平家物語』の熊谷次郎直実の住房跡。

平敦盛の首を取ったものの、戦乱の世に無常を感じ法然に弟子入りし

この寺を開いたのだといわれています。

東山には昔から続く老舗料亭瓢亭本店や、竹庭を望みながら川魚料理が

味わえる美濃吉本店竹茂楼、田楽料理が名物の二軒茶屋中村楼があり、

京都で鯖寿司の代名詞になる程有名な「いづう」があります。